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眼鏡

眼鏡

私たちの目の屈折(近視・遠視・乱視)は年齢によって変化します。生まれたときは軽度の遠視ですが、成長と共に眼球が長くなって近視化していきます。H20年度の文科省の発表では、0.7未満の割合は、幼稚園生6.9%、小学生18.7%、中学生40.2%、高校生45.5%となっています。

 

また、40才を過ぎた頃からピントを合わせる力が落ちてきて、近くがぼやける、近くを見た後に遠くを見るとぼやけて見える、目が疲れやすいなどのいわゆる「老眼」の症状が出始める方もいらっしゃいます。症状が強くなってきたときは老眼鏡がよいでしょう。老眼は徐々に進行していきますので、目の症状にあった老眼鏡に作り替えていく必要があります。 このように視力というのは生まれてから一生涯、変化していきますので、その時その時にあった眼鏡を用いることで快適な生活を送ることが出来ます。

 

簡便で合併症もない眼鏡ですが、欠点もあります。眼鏡のフレームの煩わしさ、スポーツするときの不便さ、近視が強い方や乱視が強い方などは視力が出にくい、像が小さく見える、歪んで見えるなどがあります。 老眼がではじめた方で遠近両用眼鏡をかけられる場合も、遠くの像と近くの像の境目が歪んで見えたりしますので、使いこなすには少々訓練が必要です。

 

当院での眼鏡処方について

成長期の眼鏡について (こどもの眼鏡)

視力低下により日常生活に不自由を来しているお子さんは、基本的に調節麻痺の点眼を行い本当に近視かどうかの検査を行います。本当の近視であれば、日常生活に支障を来していれば眼鏡を勧めます。裸眼視力が0.5前後を目安に考えています。眼鏡は常にかける必要はなく、例えば授業中黒板の字が見えにくいとき、体育の授業中に遠くのお友達の顔が見えにくいとき、夕方や雨の日に見えにくいときなどに眼鏡をかけるとよいでしょう。例えば授業中などに黒板の字が見えにくいと授業内容に集中できませんし、夕方や雨の日などは危険を伴います。特に女の子などは眼鏡に対して抵抗ある保護者の方も多いかも知れませんが、見えにくい状態を放置することで目の疲れが生じやすく、また何事にも集中力が欠ける場合もあります。見かけのことも大事ですが、お子さんとよく話し合って眼鏡をかけるかどうかを相談することが大事だと思います。

 

また、初めて作る眼鏡に関してはやや軽めがよいでしょう。バッチリ見える眼鏡を初めてかける場合、見えすぎて気分が悪くなるお子さんもいるので、かけやすい眼鏡をまず作り、慣れてきてもっと見えた方がよいようであればその時に同数を上げるとよいでしょう。メガネ作成の時は無料で度数を変えられる保証期間もあるので、保証期間内に再検することを勧めています。一般的には20才くらいまでは近視は進んでいきますので、数年に一度眼鏡の度数を変える必要がある場合が多いです。

 

また、保護者の中には、眼鏡をかけると近視が進むのでは、と考えられる方が多いようです。これは例えば、6才で1.0だった子供が8才で0.5となりメガネを作ったとします。10才になって視力が0.3になったら、眼鏡をかけたから視力が0.5から0.3に下がった、と考えてしまいメガネのせいだと思うのです。しかし、この子は近視が6才から進んできておりメガネをかけなかったとしても近視は進んでいく可能性が高いのです。

 

近視の度数が強すぎるメガネをかけたり、ゲームを長時間したりなどの生活を長くすることで本来の近視の進行をより強めてしまう可能性はあるので、強すぎない適切なメガネをかけることや、生活に注意しながら過ごすことも大切です。しかしながら、どんなに気をつけても成長に伴う近視の進行を防ぐことは不可能です。

中年期の眼鏡について(老眼)

40才を過ぎてくると近くが見えにくい、目が疲れる、長時間近くを見た後に遠くを見るとボーッとして見えにくい、という症状が現れることがあります。これはピント調節機能が老化と共に衰えていくために、近くを見るときに水晶体が厚くなりにくいのが原因ですし、近くを見た後に遠くを見たときにもピントが合わないのは水晶体が薄くなりにくいのが原因であります。あまり不自由を生じないときはそのまま様子を見て頂いてよいと思いますが、見えにくいので目が疲れてきたり、頭痛が出たり肩こりがひどくなってきたりという症状が出るようであれば老眼鏡を検討されるとよいと思います。また、老眼鏡を使い始めると老眼鏡なしでは近くが見えにくくなってしまうというのはよくある症状です。老眼鏡で楽に見ることになれてしますと老眼鏡なしではピント合わせが困難になってしまうためです。

 

では、眼鏡を作るときに老眼鏡だけがよいのか、かけっぱなしで遠くも近くも見える遠近両用レンズがよいのか、ということになります。眼鏡を使いこなすことが出来れば、かけっぱなしで遠くも近くも楽に見える遠近両用の眼鏡よいと思いますが、うまく使いこなせない場合はものがゆがんで見えたり眼鏡をかけてもよく見えないということになるので単焦点レンズ(通常のレンズ)がよいでしょう。また、長時間本を読んだり、長時間運転をしたりという場合は、近く用や遠く用の単焦点レンズが楽に見ることが出来るのでこちらをお勧めしています。

 

また、遠近両用の眼鏡を作成する場合にはレンズ面が大きい方が楽に見えます。最近の若い方がかけている細長い眼鏡では、その細いレンズの中を遠く用と近く用を分けますのでそこの部分で見ないといけないので疲れや見えにくさの原因となります。 老眼鏡をかけ始めた後も年々眼の老化は進行していきますので、数年ごとに老眼鏡の度数は強めていかないといけない場合が多いです。

中高年の眼鏡について(白内障)

60才を越えてくるとほとんどピント調節機能が失われてきます。大体のかたは自分にあった眼鏡というのが決まってきています。通常のレンズで遠く用、近く用、中間用を持っていらっしゃる方もいれば、遠近両用レンズを使いこなしていらっしゃる方もいます。微調整をしながら様子を見て頂きますが、眼鏡をかけてもはっきり見えなくなってくる方もいらっしゃいます。

 

眼鏡をかけても見え方が悪くなってきた場合は眼科での精査をお勧めします。何かの病気が隠れている場合があるからです。最も多いのは白内障によりかすみが出てきたり視力が落ちてくる場合です。気にならない程度であればこのまま様子を見られて構いませんが、日常生活で不自由を来すようであれば白内障手術を検討するのも一つの方法です。

 

最近の白内障手術は、単に濁りを取り除くだけでなく近視や遠視、乱視を治すことが出来ます。特殊なレンズ(多焦点眼内レンズ)を使えば遠くから近くまで眼鏡なしで見えるようになります。白内障手術はしないといけないものでは全くありませんが、生活の質が改善し喜ばれることも多いのも事実です。

眼鏡の種類について

単焦点と多焦点について
単焦点レンズ 遠視や近視・乱視など、どの視力補正に対しても効果的なレンズです。度数は1つだけですが、それぞれの視野を広範囲でカバーしています。
多焦点レンズ 掛け替えすることなく1つの眼鏡で遠くと近くを見ることができるレンズです。多焦点レンズは一般的に“遠近両用”が主ですが、それ以外にも室内用の”中近”や“近近”の眼鏡もあります。
単焦点レンズ

●遠用眼鏡

遠くがよく見える眼鏡で運転などに適しています。老眼が始まっている方では、この眼鏡をかけたままだと近くが見えにくくなります。

 

●近用眼鏡

近くがよく見える眼鏡で、本や縫い物など近くを見るときに適しています。この眼鏡では遠くは見えません。老眼鏡とも言われます。

多焦点レンズ

●遠近両用眼鏡

1つの眼鏡の中に遠く(上方)と近く(下方)がよく見える部分が入っており、掛け替えすることなく1つの眼鏡で遠くと近くを見ることができるレンズになっています。遠近両用を初めて使う方は、慣れて使いこなせるまでに時間がかかります。また長時間の読書などには近方専用の眼鏡が適しています。遠近両用眼鏡は“累進多焦点”と“二重焦点”の2種類に分けられます。

 

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●中近両用眼鏡

遠近両用に比べ、手元から2mくらいの中間距離までを広い視野でみることが可能な眼鏡です。新聞を見ながらTVを見る、あるいは仕事でパソコンをしながらすぐ近くの人と話すなど室内用のレンズになります。

 

 

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●近近両用眼鏡

遠近両用・中近両用に比べ、手元から60cmくらいまでの範囲を広い視野でみることが可能な眼鏡です。手元の書類とパソコンの画面を交互に見るなど日常のデスクワークで一番必要な範囲をカバーし、ストレスのない視界が得られます。

 

 

特殊レンズ

●プリズム眼鏡

斜視の方に用いる特殊な眼鏡です。眼鏡にプリズムを入れることで光を屈折させ、両方の眼で同じ視標が見えるようにする方法です。斜視自体が治るわけではありませんが、プリズムの使用により、両眼視を確保しやすい状況を作ります。また、斜視による複視(両眼でみると物が2つに見えてしまう状態)を軽減する事が出来ます。特に大人での眼筋麻痺などによる斜視では角度が小さくても複視の症状が強く、生活が不自由なことが多いですからプリズム治療が非常に効果的なことがあります。

 

●遮光眼鏡

まぶしさの原因となる紫外線と青色光線をカットし、それ以外の光を出来るだけ多く通すよう作られたレンズです。まぶしさの原因となる光のみカットすることで、まぶしさで白くモヤがかかっているように見える状態を改善し、明るさを保ちつつ、物の輪郭をくっきりさせてコントラストを高めます。 →詳しくはこちら

 

レンズのオプション加工について

カラー プラスチックレンズはカラー指定が出来ます。お好みで選択が可能です。
マルチコート 反射防止コートをすることにより反射しなくなり、表から見た時もすっきり見えます。
防汚コート 汚れがつきにくく、ふき取りやすいためお手入れも簡単です。
耐擦傷コート すり傷に強く、耐久性に優れています。
紫外線(UV)カット 有害な紫外線をカットします。

レンズの素材と設計について

レンズの素材は大きくプラスチックレンズとガラスレンズの2つに分けられます。 それぞれの長所と短所は以下の通りです。

 

  長所 短所
プラスチックレンズ 軽い(ガラスレンズの約1/2の軽さ)
割れにくい
カラー染色が豊富
ふちなしやナイロール枠の対応が可能
傷や熱に弱い
厚くなることがある
ガラスレンズ 傷や熱に強い
透明度が高い(にじみが少ない)
耐久性に優れている
強度近視の場合、最高の薄さが可能
重く割れやすい
染色・加工・フレームに制限がある
設計・種類が少ない

また、レンズの設計については、現在は非球面レンズが主流となっています。片面または両面を意図的に非球面で設計したレンズです。球面レンズより薄く仕上げることができるほか、像のゆがみを抑えることができ、掛けた時の見やすさ、軽さ、外観的な美しさなど総合的に評価しても優れたレンズです。

 

 

検査から処方までの流れ

まず、検査室にて眼の度数(遠視・近視・乱視)がどの程度あるかか詳しく調べます。 処方する眼鏡は使用目的(距離)によって度数が異なってきますので、検査員にご相談下さい。眼鏡の度数が決定すると装用練習を15分程度行い、その度数で疲れがないか、頭が痛くならないかなどを確認します。問題がなければ、診察にて医師が最終判断を行い、処方箋を会計時にお渡し致します。

眼鏡をお持ちの方へ~こんなことしていませんか?~

レンズをタオル・ハンカチ・Tシャツなどで拭いていませんか?

レンズを下に向けたまま置いていませんか?

眼鏡を使わないときは専用のケースへ収めていますか?

→ これらはレンズに傷がつく原因となります。眼鏡を拭く時は専用布を使い、ホコリがついている場合はホコリをはらってからやさしく拭きましょう。

 

眼鏡・サングラスを車の中に置きっぱなしにしていませんか?

眼鏡をしたままサウナや温泉に入っていませんか?

→ これらはレンズの変形・変色の原因となり、見えづらさも出てきますので、できるだけ避けた方がよいでしょう。

 

眼鏡が汗・水・雨に濡れた時、そのまま自然乾燥させていませんか?

→水洗いをして水分は十分に拭き取って下さい。拭き残しはシミの原因となりますので、中性洗剤を薄めた液で洗い、水ですすぎ十分に拭き取って下さい。

よくあるご質問

7才のこどもです。視力が0.4になってしまい、不自由そうなので眼鏡を作ろうと思いますが、眼科で作った方がよいのですか?

初めてのお子さんの場合、特に小学校低学年の場合は、ピント調整がうまく出来ずに検査の時に近視が強く出てしまうことがあります。大体の眼鏡店は大丈夫ですが、一部の眼鏡店ではここを考慮せずに器械で計った検査結果のみで眼鏡を作られるところがあります。こどもはピント調整機能が優れているため、その眼鏡でもよく見えるのですが、強すぎる眼鏡を使用し続けた場合、通常よりも余計に近視が進むことガがあります。ちなみにコンタクトレンズ処方の場合も同様です。

初めて作る場合は少し弱めの度数を勧められました。すぐ見えなくなるのでまたお金がかかるのではないですか?

初めからバッチリ合わせてしまうと、見えすぎて気分が悪くなるお子さんがいらっしゃいます。初めはやや弱めに作り、慣れてきて度数を丁度良いくらいにする方がスムーズに行くでしょう。通常、眼鏡せく政治には保証危険というのがありますので保証期間内に再度検査を受けられることをお勧めしています。保証期間内であれば追加料金はかからないはずです。

8才のこどもですが眼鏡をかけ始めたらどんどん目が悪くなってしまいました。眼鏡をかけなければよかったと後悔しています。

よくある保護者の方の意見です。上記のように例えば、6才で1.0だった子供が8才で0.5となりメガネを作ったとします。10才になって視力が0.3になったら、眼鏡をかけたから視力が0.5から0.3に下がった、と考えてしまいメガネのせいだと思うのです。しかし、この子は近視が6才から進んできておりメガネをかけなかったとしても近視は進んでいく可能性が高いのです。眼鏡によって近視を止めることは出来ません。そのこの目にあった眼鏡を作成し、合わなくなったら1,2年ごとに眼鏡の度数調整を行っていく必要があります。

ロービジョン

ロービジョンとは

病気やけがなどにより、眼鏡やコンタクトレンズを使用しても見え方に不自由が残る場合や、視野(見える範囲)が狭いことなどで日常生活が著しく不自由な状態をいいます。WHO世界保健機構では矯正視力0.05~0.3をロービジョンと定義していますが、これ以外の視力でも、眩しさや見づらさなどの症状によってはケアの対象となることがあります。当院では対象となる患者さまに、生活に合った補助具の選定やアドバイスを行っています。

 

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